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議会報告

第1回定例会総括質問2017.3(24分)小林久子議員 1、公共交通の充実 2、放課後児童クラブの増設 3、旧第2中学校の利活用【2017/3/10】

1、公共交通の充実について

(1)マイタクの改善
お年寄りや障害のある方などへ外出の機会を提供しますとマイタクが昨年1月23日より運行開始され、利用が徐々に広がっています。
昨年4月から半年間の利用実績を見ると、登録者(15277人)の約半数が利用し、運行回数93837回で、利用延人数は約10万6千人。支援額は約6400万円、一日当たり支援額は34万7850円、運行回数は512回です。 

@本庁管内の利用が全体の約4割を占め、地区と比べて圧倒的に多くなっています。一方、下川渕、芳賀、清里、城南、旧町村などの地域は、登録者数、利用者数、運行回数、相乗り率とも低くなっています。
便利な中心部はより便利に、周辺部は便利さが行き渡らず、マイタクの利用効果が全市に波及しているとは言えません。
また、運賃区分別運行回数を見ると、2000円以下の利用が83%をしめ、1日当たりの支援額を運行回数で割ると、1回あたり平均679円で、皆さんできるだけ料金がかからないよう工夫して近場の利用が多いということが言えるのではないでしょうか。
一方周辺地域は、迎車料金や、距離を乗れば高くなり気軽には利用できません。これではあまりにも不平等です。
どこに住んでいても平等にマイタクを利用できるように、そのためには、やはり、料金体系を見直し片道300円など低額固定料金にすべきです。答弁を求めます。

●半年間の利用実績では、登録したが約半数が利用しませんでした。家族の送迎があるなどマイタクの必要度がまだ低い人もいるかもしれませんが、必要性はあるのに利用が進まないのなら改善すべきです。高齢者は年金が減らされ、介護医療の負担が増え、アベノミクスで物価が上がり家計は大変です。高齢者福祉の観点から交通政策を考え低額固定料金にすべきです。
 
A また、利用は年間120枚で往復60回。これは平均すると一週間に1往復しか利用できません。しかも1日2枚の制限があります。この制限を止め、利用回数も増やしてほしい、利用時間も午後6時まででなく拡大してほしいという意見が寄せられています。市が実施したアンケートでも利用時間の拡大を4割近くが求め、1日の利用回数が少ないと答えた人が2割います。こうした市民の声を受け止め、改善を行う必要があると考えますが、見解を伺います。

●これまでも社会実験も行い、たくさんの市民の声を聞いてきましたが、市民の声が生かされません。市民に喜ばれるマイタクにしていくためにも改善に取り組むべきです。新年度の支援金額は1億2000万円、この予算を増やし、市民の声に応えていただきたい。

(2)デマンドバスの改善
@現在富士見地区でるんるんバス、大胡宮城粕川地区でふるさとバスが運行しています。ふるさとバスは現在4台が稼働していますが、時間帯によっては混雑し2時間待ちということもあるそうです。デマンドですから希望の時間に添えないないのは仕方ありませんが、2時間も待たせるのは改善が必要です。広大な旧3町村を走るのに4台では少なすぎます。
一般市民も対象ですが、実際は高齢者の通院買い物などの利用が多く、ワゴンタイプの車両は、低床式でないので、ステップを上がれない人は乗れません。低床式の車両の導入などの更新を行うとともに、車両の台数をふやす、セダンタイプの車両も利用するなど利便性の向上をはかる必要があると思いますが、見解を伺います。

A停留所方式で、バス停もこの間増やしてきていますが、富士見、宮城、粕川などの中山間地では、バス停の数も十分でなく、高齢者はバス停まで歩くのも困難になっています。またバス停にベンチもなく、立って待っているのも高齢者にとってはつらいことです。
安く利用できるデマンドバスが唯一の交通手段の方もいます。今後ますます高齢化が進む中で、デマンドバスも停留所方式から、自宅から目的地まで運んでくれるドアツードア方式へ変えていくべき思いますが。見解を伺います。

●マイタクもありますが料金面で利用しにくい。免許証返納で利用が増え、今後は高齢者の移動手段としての役割がますます増してくると思います。どうしたら導入できるかこの観点でぜひ進めていただきたい。

(3)地域公共交通網形成計画

@2月28日に、前橋市地域公共交通再生協議会がひらかれ、地域公共交通網形成計画の策定へ向けて協議が始まりました。5年間の短期的な施策としてバス交通網の再編、公共交通不便地域の解消、ICカード導入などがあげられています。また、LRTは、中長期的な施策とされました。
今まで、移動困難者対策と交通不便地域にわけていろいろ議論してきましたが、マイタクは4年かかりました。高齢化の進展で交通不便地域の解消は待ったなしの課題です。この形成計画を1年議論していくとなると、先送りされてしまうのでしょうか。マイバスを南橘地区に、広瀬からもデマンドを、富士見地区からも、デマンドの路線網の改善を求める住民運動が進められようとしています。交通不便地域の解消策として、マイバスやデマンドバスの拡充をしっかり計画に位置付け、取組を強めるべきと考えますが、いかがですか。


ALRTは、中長期的な施策とするとありますが、現在上電LRT導入やJR駅との結節可能性調査を行っているところで、上電中央前橋とJR前橋駅間が、132億円もかかるとの試算が出されています。こんなにお金をかけるなら、市民は路面電車より、デマンド交通の充実、上電の乗車料金をもっと安くしてほしいなど切実な要望が出されています。LRT導入の可能性を探ると言いながら選択枝がこのように費用負担が莫大なLRTだけのような考えに固執すれば、市民の理解は得られないと思いますが、今後のLRTについての当局の見解をお聞きします。
 
●今、市民が求めているのは、LRTよりマイタク利用者の負担軽減やマイバス路線の新規開拓・拡充、デマンド交通の充実をしていくことです。


2、放課後児童クラブの増設

 市は子ども子育て支援事業計画を一昨年3月に策定し、平成31年度までの5年間の放課後児童クラブの整備計画の数値目標がしめされています。
計画当初の平成27年度の児童クラブの児童数の見込み3968人に対して確保量は2794人と、1174人もの不足がありました。法改正により、児童クラブは小学6年生までの受け入れをすることとされましたが、ほとんどの児童クラブが対応できていません。

@大胡地域は3つの小学校区に児童クラブが設置され、民設が今年から1カ所増え2カ所ありますが、ニーズに追い付いていない状況です。4月〜定員を超えて免責基準いっぱいまで受け入れても、大胡東小の児童クラブは小学1・2年生69人受け入れでいっぱいです。3年生4年生は断ったそうです。新年度の児童クラブの申し込みが行われましたが、申し込んでも入れないいわゆる待機児童はどれくらいいるのでしょうか。
計画時と比べて、現在のニーズ、必要量は変わってきていることも考えられますが、把握はされているのか。

A今までは、公設でできるだけ学校敷地内に建設、あるいは空き教室などへの設置で進められてきましたが、クラブの増設に当たっては、桂萱東小、荒牧小のように小学校に2つ目、3つ目の学童をつくるなども必要になってきます。希望する児童が入れるように児童クラブの増設が必要です。今後の増設計画、用地の確保など、どの様に考えているのか伺います。
また、大胡東小は子どもの数が急増しているので増設が必要です。大胡地区は大胡幼稚園の跡地の活用なども上がっていますが、今後の増設の考え方について伺います。

●共働き家庭の子どもを預けるところがなく仕事を諦めることはあってはなりません。ビジョンに位置付け、実施していることは承知していますが、待機児解消に更なる努力をお願いします。

3、旧第2中学校の利活用について

 旧第2中学校は現在、現在桃井小学校の放課後の通級指導教室として使用されていますが、空いている校庭や教室などを地域に貸し出してもらえないかと、周辺住民の声が寄せられています。
 二中が無くなり、すでに4年。地域の人たちはいつ使えるのか、早く地域に開放してほしいという想いで待っています。
 城東地域は高齢化が進み、以前は買い物難民が問題になりましたが、今お聞きすると重兵衛湯が無くなり、高齢になり自宅でお風呂に入るのも大変で、お風呂難民が増えています。地域の人たちが憩い楽しめるお風呂のある老人福祉センターの設置要望も上がっており、こうした住民要望に答えるためにも、ぜひ活用方針について早期検討をすべきと思います。
区画整理が予定されていますが、先になることも考えられます。積極的に資産活用を進めようという一方でその間、放置しておくというのでは市民の理解は得られません。答弁を求めます。

●資産活用方針でも 市民ニーズを的確に把握することがまず大事としています。敷地1万4500uのうち5000uが活用できるということですので、地域の声をしっかり聴いていただき、活用の検討に入るべきです。


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